はわをの雑記帳

読んだ本の記録的な何か

人工知能はニートの夢を見るか〜AIとBIがニートの希望になるかもという話〜

人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 著 井上智

⚠︎このブログは知的赤ちゃんの筆者がただ感想を述べるブログです。過度な期待はしないで下さい。それでも宜しければお読み下さいな(╹◡╹)

 

はい。という訳で、まずは1冊目。

早速ですが皆さんはAIという単語を聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

僕がAIと聞いて思い浮かべるものは、身近な所だとsiriやドローン、AmazonのAlexa。創作物の中では、映画では『2001年宇宙の旅』のHAL、『ターミネーター』シリーズのスカイネット、『スターウォーズ』シリーズのバトルドロイド

日本のゲームなら『メタルギア』シリーズのらりるれろ(愛国者達)、『fate』シリーズのBBちゃん、

ライトノベルなら『フルメタル・パニック!』のアル、『SAO』のユイちゃんとかその辺ですかね?(キズナアイちゃんとか書こうと思ったけどいろんな方面から怒られが発生するかもと思って自重した(;ω;))

AIは現実世界においては僕達の生活をより豊かにしてくれているものであるのですが

こと創作物に関して言えば、スカイネット愛国者達のように人類に対して脅威になり得る存在であるというような解釈で扱われていることがあります。

AIがこの先更なる発展を遂げて、人類の知能を遥かに超えゆくゆくは人類に反旗を翻してしまうのでは?という不安感が恐らく僕達の中にあるのでしょう(僕がSF小説を読みすぎなだけかもしれませんが)

 

当著書では2030年付近に起こるであろうAI発展に伴う第4次産業革命についてや、そういったAIがこれからどういった発展を遂げ、社会全体ににどのような価値をもたらすのか?という事を経済学的な観点から考察し、様々な可能性について論じています。

全5章で構成されており前半3章ではAIの基礎的な知識から今までAIに関してどのような論争が成されてきたか?など分かりやすく書かれています。

後半2章ではそういった過去の研究を掘り下げて、では実際にAIというのがどのように運用されるのか?AIの発展のよって仕事を追われた労働者に対してどのような政策を政府が行うべきなのか?ということについて書かれています。

僕個人が取り分け興味を惹かれたのがAIの発展におけるBI制度(英名でBasic income、とても乱暴な言い方をすると人間が生活を行う上での最低保障金を国から貰えますよという制度)の導入の是非について論じていた部分ですね〜(5章に当たる)

僕は結構楽観主義的な人間なので、AIが色々な面倒な事をやってくれて、尚且つBIが導入されたらほぼ何もしなくてもお金貰えて最高じゃん!などと思ってしまう訳です(余剰なモノにこそ価値が生まれてくると考えるタチなので)

他にも汎用型AI(今あるsiriやたみー声が無限に楽しめるpepper君なんかは特化型AIと呼ばれ、この先技術が進歩していく中で人間の営みにより近いような行為が出来るものを汎用型AIと呼ぶらしい)の話や過去の経済活動(マルクス資本論ケインズなど)を考察してこれからのAI社会の未来を考える、などといった興味深い話が一杯あるのですが、僕はまだまだ勉強不足で100%理解し切れず歯切れよく説明することが出来ません……

ということで、僕なりに当著書をざっくりまとめますと、近い将来AIによる技術革新が起きて社会全体が大きく変化するよ〜それに伴ってAIが人類を管理しちゃうかもしれないし(著者はこの可能性については否定的であるが)少なくとも多くの労働者が職を追われる事になるかも〜そういった時には国策としてBI制度などが導入されるといいかもね〜、という感じでした(本当か?)

 

更に当著書をより深く理解するために(僕が)読んでおきたいのはエリック・ブリニョルフソンとアンドリュー・マカフィーの『機械との論争』、レイ・カーツワイルの『シンギュラリティは近い––人類が生命を超越するとき』、フレイ&オズボーンの『雇用の未来』、マルサスの『人口論』などですかね〜

(その前に文章力と構成力の欠如を感じたのでそこら辺の書物を漁っていきます)

はい、というわけで第1回の読書記録を終了したいと思います。

初めてブログで長文を書きましたがめちゃくちゃカロリー消費激しいですね……

文法上おかしな所が多分多いと思いますが、そこはご容赦を。

もっと上手く書いていきたいな〜と思い、次回に向けてまた本を読んで書いていきたいと思います〜

ではでは、次回までさようなら(╹◡╹)